7/11【東京】日本プロセスワーク協会「第2回大会」&コミュニティミーティング
当研究所代表の廣水が会長をしている「日本プロセスワーク協会」の第2回大会とコミュニティミーティングが開催されます。
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日本プロセスワーク協会「第2回大会」と「コミュニティーミーティング」のお知らせ 〔第4報〕日本プロセスワーク協会 会長: 廣水乃生
◆日本プロセスワーク協会 第2回大会のテーマ◆
つながる! ひろがる!
プロセスワーク その多様な実践と可能性
”つながる!ひろがる!”には、次のような協会のヴィジョンを込めています。
『プロセスワークに関心をもった人々が、お互いに知り合い、交流を深め、それぞれの実践や活動を分かち合い、プロセスワークの恩恵を広げていこう!』
今回の大会では、大きく二つの軸があります。
ひとつは、プロセスワークを巡るさまざまな取り組みのシェアリングです。
もうひとつは、プロセスワークに関心のある人たちのネットワーキングです。
プロセスワークを巡る取り組みの報告では、ゲスト・スピーカーをお招きして、実践活動や思いなどをお話しいただきます。
進め方としては、参加者の方に小グループに分かれて頂き、発表者のお話20分、グループ内での自由な話し合い30分、最後に10 分ほど発表者との質疑応答の予定です。
小グループで模造紙を自由に使ってメモやイラストを描くなど話し合いを楽しんでください。
そして、発表者が変わるごとにグループもシャッフルし、さまざまな方と出会う機会になればと思います。
その後、参加者同士がさらに知りあう時間を設けます。
参加者から話したいトピックを出して頂いて興味のある方同士で話し合う形(オープンスペーステクノロジーの応用)でお互いに知り合い、ネットワーキングの機会にしていただけたら幸いです。
【日時】7月11日(日) 10時から16時30分まで
【場所】明治大学 駿河台校舎 11号館3階心理社会実習室
交通アクセス JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車 徒歩3分
東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車 徒歩5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車 徒歩5分
※明治大学(駿河台校舎)は、幾つかの建物に分かれております。
上記11号館は以下の学内マップを参考にいらしてください。
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
【参加費】会員2,000円 非会員4,000円 (参加費は、当日お支払いください)
【お申込み・お問い合わせ】
資料等の準備のため、可能であれば、申込みフォームにて事前予約をお願いします。
より多くの方々に御参加いただけるよう、当日の御参加も歓迎いたします。
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P88394125
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P88394125
(本部所在地: 渋谷区南平台町12-9-504)
【内容】 実践報告、グループワーク、参加者同士のネットワーキング
【ゲストスピーカー】
●二子 渉(日本プロセスワーク協会理事。銀座メディカルクリニックカウンセラー。)
東工大で太陽電池材料の研究で博士号取得、その後プロセスワーク、心理臨床を学ぶ。
米国プロセスワーク研究所ディプロマプログラム後期課程中退。日本で屈指のコーマワーカー。
「風使いの小屋(ウェブサイトあり)」を主宰し、個人の相談に乗るほか、心理学からネイティブアメリカンの文化まで、現代をよりよく生きるための各種セミナーを行っている。
★話題提供テーマ★
『コミュニケーションを取り戻す ~継続的なコーマワークの試み』
コーマワークとは昏睡状態、(遷延性)意識障害の方を対象とするプロセスワークの1分野であり、実践的な方法論の体系です。
現在、日本におけるコーマワークは、系統的な研究はおろか、まだまだ実践例も少ない段階です。しかし、もともとボディランゲージを通してのコミュニケーションが得意な日本の文化の影響もあって、日本では(医学的にはともかく)一般的に、昏睡状態といえどもコミュニケーションは成立するのではないか、という期待感をもっている方は多いようにも思われます。
こうした背景を鑑みるに、少しでも実際のコーマワークについて分かち合うことは大きな価値があると考えられます。今回はコーマワークというものの概要を簡単なワークを交えてご紹介した上で、とくに困難とされている脳に構造的なダメージがある遷延性意識障害の方に対する、継続的なコーマワークの事例をご家族の許可を得てみなさんと分かち合います。
主治医の先生には「これ以上治療方法はない」「今後、コミュニケーションを回復することはない」と告げられていた方が、どんな援助を誰から受け、どのようなプロセスを経て、どこまでコミュニケーションを回復することができたのかお伝えする予定です。
●伊藤 貴子(米国PW研究所ディプロマプログラム後期過程在籍)
10年間すごした奄美大島で、地域紛争状態の当事者の一人として暮らす。そののちプロセスワークと出会い、ディープデモクラシーに共感、プロセスワークを学び始める。
現在、精神科クリニックにてカウンセリングをおこなう。
ワールドワークインターンシップとして、日本のプロセスワークのコミュニティビルディングに取り組み中
★話題提供テーマ★
『日本のPWコミュニティへの夢』
日本のプロセスワークコミュニティとの関わりを通して、そのコミュニティに対して熱い想いをいだくようになった私が、日本のPWコミュニティについて語ります。
コミュニティの中で、ディープデモクラシーが実現されていく、ということはどういうことだろう?
コミュニティの中にあるさまざまな声に耳を傾けていくということは、どういうことだろう?
それは、わたしが抱える「熱い想い」に耳を傾けるとともに、「コミュニティに興味がない」という声にも耳を傾けること。さまざまなランク、立場からの声にも耳を傾けるということ。
みなさんも、コミュニティの中にあるさまざまな声に耳を傾けてみませんか?
語り合いの前に私から最初にお話しするのは、
・2006年から2007年かけて取り組まれた「話し合うプロジェクト」
(ML・popjで展開されていたPW・プロセスワーカー批判をきっかけに、ともに話し合うためのMLが作られ、また数回のグループプロセスがおこなわれた)を通して発見した、日本という地に住む人たちが持つ、人をholdする力について。
・日本のプロセスワークコミュニティの歴史
・わたしの中に、そしてコミュニティの中にどんな声があるだろう?
などについて。
●鎌田 陽司(NPO法人懐かしい未来代表理事/エコビレッジデザイン教育オーガナイザー)
日本のコミューンで生まれ変わりを体験。東京大学農学部卒業後、川喜田研究所で本当の民主主義実現のツールとしてKJ法を研究。その後ネパールの山村コミュニティで、よそ者と地元住民の協働による地元学とエコツーリズムや森林保全、チベット伝統医療の復興等に取り組む。現在、NPO法人懐かしい未来代表理事、ヒマラヤ伝統医師協会顧問、アジア学院アドバイザー。活動家になるつもりもなかったけど、社会の変容を願ううちにいつしか「活動家」になった。でも私の理想はモモ。静かにただ聴いていたい。
NPO法人懐かしい未来 http://afutures.net
緑の風のインスピレーション http://plaza.rakuten.co.jp/globalshambhala/
★話題提供テーマ★
『お金とセラピーの要らない社会へ――土と心と社会――』
私が今後の社会にとって大切だと思っていることとして、
・懐かしい未来
・ローカリゼーション
・伝統智
・エコビレッジ/コミュニティ
・全方位的パラダイムシフト
などについてシェアし、お金とセラピーの要らない社会についてみなさんと考えてみたいと思います。
そして、これからの時代に本当に必要な学びとは?ということを、現在実践している
・実践的平和教育を通じた若者のエンパワーメント3カ年事業(ネパール人の若者をコミュニティにおける平和の創り手として養成し組織化)
・エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)(日本における持続可能なコミュニティづくりのための学び)
などを材料に一緒に考えていければと思っています。
【参加費】会員2,000円 非会員4,000円 (参加費は、当日お支払いください)
【お申込み・お問い合わせ】
資料等の準備のため、可能であれば、申込みフォームにて事前予約をお願いします。
より多くの方々に御参加いただけるよう、当日の御参加も歓迎いたします。
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P88394125
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P88394125
(日本プロセスワーク協会本部所在地: 渋谷区南平台町12-9-504)
【その他】
・小さなお子さんを連れての参加も歓迎いたします。残念ながら今回は、会場の都合で、育児室等の御用意はございません。御不便があるかと思いますが、その旨、御了承願います。
・昼食は、会場内でとっていただくことも可能です。お茶の水という場所柄、近辺にはレストラン等、たくさんございます。みなさんと食事をともにすることも、交流の機会になるかと存じます。
・紹介したい情報がありましたら、遠慮なくお持ちください。チラシ・パンフレットなどを置くテーブルも用意いたします。ネットワーキングに御活用ください。