＊　葛藤を認識し探求し自由になる対話の手法　＊
　　　　　　　グループプロセス体験クラス
　　(自分と世界をみつめる対話合宿プレイベント)
～葛藤の中に耳を澄まそう。自由の物語をみつけよう～

 

いま住んでいる社会をより良いものにしたい
子どもたちに美しい環境を残したい
地域をもっと元気にしたい
人と人が支え合うあたたかみのあるコミュニティをつくりたい

そんな想いを抱きながら、日々奮闘されている方も多いのではないでしょうか。

いっぽうで、
日々の暮らしに追われてしまい、なかなか前に進めない・・・
自分一人が変わっても何もできやしないから・・・

そんな風に悶々としている人も少なくないのかもしれません。

また、3.11は日本に暮らす私たちにとって大きな出来事でした。
これまで当たり前に享受してきた美しい自然環境や
仲良く暮らしてきた家族や地域社会、
そして、未来を描き、日々を大事に積み重ねていくこと

―そのような当たり前のことが当たり前ではなくなっていると感じた人も多いのではないでしょうか。

私たちの社会はいまターニングポイントにきているように思います。
このターニングポイントを乗り切るための知恵もまた、
私たちひとりひとりの中にあるのかもしれません。

今回のクラスでは、参加するみなさんからオープンにトピックをあげていただいて、
対話のスタートの入口だけ決めて、
出てくるさまざまな声、スタートで選ばれなかったトピックなども大切にしながら、
全体に何が起こっているかをみんなで探求していく対話の手法・グループプロセスを
体験するクラスです。

ひとりひとりのさまざまな想い・感情・感覚・体験を分かち合います。
そして、自分の内側で起きていることと外側で起きていることのつながりを見出し、
私たちがどのような物語を共に生きようとしているのかを捉えてみたいと思います。

異なる価値観や立場の人同士が本音で話し合うとき、対立や葛藤もあるでしょう。
その対立や葛藤としっかり向き合った先に、
想いもよらない新しい知恵に出逢ったり、深いつながりの感覚を見出すことでしょう。

11月2～4日に開催する対話合宿は、
本当に深い対話の場となるように十分な時間と環境を用意しました。
http://comfaci.com/10/20131102/

ただ、なかなか合宿は難しいという方や
深い対話ってどんな風なんだろうという方のために、体験クラスを企画しました。
合宿にくらべれば時間に限りがあり、深さや広がりは異なりますが、
対話合宿で得られるような気づきが生まれる体験ができます。

このクラスは、スキルや知識を学ぶためのものではありません。
こたえはみなさんひとりひとりの中にあります。
グループプロセスを通じてみなさんが、自分と世界への理解と信頼を深め、
あるがままを生きる力を呼び起こすきっかけとなったらうれしいです。

★主に用いる対話の手法について

『グループプロセス（起きてくることを大切にしたグループワーク）』

『グループプロセス』と呼ばれる姿勢での対話が主な方法になります。自分の中や場に起きてくることが、どうなろうとしているのかを観察し探究しながら対話を進めていくのが『グループプロセス』です。
『グループプロセス』を進めることによって、世界にあふれている問題と日常の自分とのつながりを確認し、「問題」に内在する「解決」や「失望」の中にある「希望」、「解決不能」に見える事柄に内包されている「可能性」、そして「個人」に内包されている「世界」が紐解かれていきます。

※またファシリテーターとしての実力を高める上でもグループプロセスの体験はとても効果的です。
体験を通じて起こってくることへの信頼感を得られるだけでなく、グループプロセスを通じてファシリテーターとしての機能性を高めるシステムをとらえていく感性も磨かれるからです。

● 日 程

9月29日(日)13:30-18:30　(開場：13:00)

● 参加費

8,000円
※本講座は、CFI会員特典の年1回無料講座の対象です。
※会員の方で、今回、特典を使われたい方は、お申込みの際にその旨お知らせください。
※お子様連れのご参加をご希望の方は、ご相談ください。

● ファシリテーター

廣水　乃生（ひろみず・のりお）

● 定 員

12名(最小催行人数8名)

● 場 所

東京都中央区内・お申し込み後詳細をお伝えいたします。

★お申し込み方法

下記のフォームよりお申込みください。
http://comfaci.com/mail/apply/

● ファシリテータープロフィール

廣水　乃生（ひろみず・のりお）
米国プロセスワーク研究所（PWI）大学院で組織の活性化と対立状況への介入について３年間専門的なトレーニングを受け、コミュニティファシリテーション研究所を設立。現在は日本各地で、「世界平和は自分の平和と身近な人の平和から」を合言葉に、さまざまな組織・企業の合意形成プロセスや研修、さまざまな葛藤状況の話し合いの進行（ファシリテーター）をしている。震災以降は、福島や関東で心のケアとコミュニティ再生をめざした対話の場に関わっている。