5/9(土)【東京】問題から本質を探求する教師力アップセミナー ~問題から持続可能な変容への視点と応用を体得する
~問題から持続可能な変容への視点と応用を体得する~
【日時】2015年5月9日(土)14:00-18:00
【参加費】 一般・6,000円、学生・4,000円
【会場】月島 (詳細は参加者の方へお知らせいたします)
【主催】コミュニティファシリテーション研究所
【教育の本質にあり続けながら現場に変容を起こす
〜「問題から持続可能な変容へ」の視点と応用を体得する〜】
「元気がいいのはいいけど、うるさすぎてけじめがつかなくなっている」
「楽しい授業をしたいのに、子どもたちの反応が悪い」
「悪い子はいないけど、少しコソコソする事が気になっている」
問題や争いは、持続可能な変容への入り口です。
目に見える出来事に潜む本質を捉え、かつ自らが
現実に影響を及ぼすことで、学級に変容が起きていく。
その視点と現場への応用実践の仕方を体得しましょう。
講師は、学校現場歴通算20年を超える元教師でありながら
紛争解決ファシリテーションの専門家でもあり、
教育現場はもとより、企業/NPO/行政など
様々な立場の人や現場での葛藤や変容に
10年に渡り向き合ってきました。
※ 崩壊した学級に変容を起こした実例は、以下ご参照ください。
フェイスブックの投稿 【学校教育とコミュニティファシリテーションの繋がりについて】
セミナーでは、みなさんの現場の課題を振り返りながら、
学級経営の本質の課題に取り組むための
「見立て方(視点)」を学びましょう。
また、スーパービジョンを通してそれぞれの方が
備える特性を活かした現場での応用の仕方を
フィードバックするなど、実践に結びつく学びの場を用意します。
【関連記事】
「信頼に基づく教育実践~個性を認め喜び溢れて生きる姿を求めて~」(NPOコアプラス メルマガ2014年5月号)
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こんな方に集まっていただきたいと思っています。
【教師の方】
・ひとりひとりの児童生徒たちがお互いを尊重して
イキイキと活動しているクラスにしたい!
・自ら考え行動する雰囲気が高まっているクラスにしたい!
・一人一人の個性を大切にしつつ一体感のあるクラスをつくりたい!
【その他】
・スクールカウンセラーとして学級のことで悩んでいる先生に役立ちたい!
・学童保育や地域の子どもと関わる立場から先生たちを応援したい!
・学校現場の難しさを感じているが、その本質を理解して先生たちを応援したい!
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【開催日時】
2015年5月9日(土) 14:00-18:00
【会 場】
月島(詳細はお申込みの方へご案内します)
【参加費】
一般:6,000円
学生:4,000円
【お申込方法】
下記フォームにて、お申込みください。
https://ws.formzu.net/fgen/S99618544/
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【講師紹介】
紛争解決ファシリテーター 廣水乃生(ひろみずのりお)
コミュニティファシリテーション研究所代表。
1968年生まれ。
東京学芸大学大学院 教育学研究科修了。
米国プロセスワーク研究所大学院 葛藤解決・組織変革ファシリテーションマスターコース修了。
現在は企業や行政の組織開発に関わる一方、組織経営者
だけでなく、教師やスクールカウンセラーへの
スーパーバイズ(アドバイス・コンサルテーション)を行っている。
2013年度は親睦のある明治大学の諸富祥彦先生の声かけで
日本カウンセリング学会シンポジウムのパネラーとして参加。
学校現場に関わり早20数年。
もめごとを解決したり集団を活性化したりする手法(ファシリテーション)と教育を融合させて多様な立場で実際に現場に関わってきた。
学校とのつながりの歴史は、高校非常勤講師に始まり、
中学校教諭/特別支援/小学校担任/高校講師と、
教師として可能なあらゆる立場を経験。
関わった学校は、都内私立高校3校/茨城県公立中学校4校/茨城県公立小学校2校/茨城県私立公立高校3校と実に12校!
その現場経験のうち、担任の経験は、教諭と講師あわせて8年。
集団でのもめごとや集団の活性化が専門なので、
生徒間の問題はもちろん、教師・生徒の問題、
保護者・教師の問題、教師間の問題、何でも大丈夫です。
学級経営/学年経営/学校経営レベルも対応可能。
これまで教育現場でなんとなくしていたことについて
理論的な背景から検証できるようになり、
再現性が出て、より工夫ができるようにする専門家。
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【講師からのあいさつ】
このセミナーでは、教育現場に長く関わる中で見えてきたことを
理論的なことも踏まえてみなさんと共有していきます。
私は25歳になったとき、茨城県公立中学校に赴任し初めて担任をもちました。
それからの7年間で実践してきたことは短い時間ではありますが、
おそらく対人職に関する本質的な経験でした。
それは関わってくれた沢山の方々から学ばせて戴いたものです。
学校教育現場をもっと外側から支援する必要性を強く感じ、
集団のダイナミズム(動的側面)や集団を理解するための
視点などを学ぶために一念発起、学校を飛び出し、
アメリカへトレーニングに行きました。
道を変えながらも、退職後も講師は続けていきました。
学校現場の変化を感じていたい、またさまざまな学校現場を
肌で感じたい、そういった想いから様々な学校を体験しました。
トレーニングに通いながら、地元では「水戸教育フォーラム」を
開催。19回続いたこのフォーラムは、異なる立場の声を
互いに聴き合う場として赤ちゃんからお年寄りまで
延べ人数250名(各回4~35名)の方が参加くださいました。
またトレーニングを終えて最初に赴任した学校では、
学級崩壊のクラスを前任者から引き継ぐ形でスタート。
この時は、もめごとの最たる状況にトレーニングの成果を試すべく
与えられたように感じられました。4週間で学級は立ち直り、
子ども達と楽しい時間を過ごせました。
PTAの役員も3年行い、最後の2年は会長を経験
させていただきました。PTAの運営上の難しさや教職員との
見え方の違いを肌で感じることができました。
現在は学校評議員として微力ながら学校に関わらせて戴いています。
こうして教育に関わる多様な声を身近に体感しながら
歩んできた20数年は、延べ8年の担任経験を
さらに奥深く理解させるものとなりました。
近年、学級崩壊している担任の先生自らの立て直しを手伝わせて戴きました。
担任の先生の柔軟性と熱意のある取り組みにより、
学級における危機的な状態から変容を起こす過程を生み出しました。
(校長先生、教頭先生、同僚の先生からも評価)。
こうした様々な経験による実感としては、私が学んできた
ファシリテーションは、学校現場で活躍される先生たちが
普段している仕方に共通するところがたくさんあります。
それらに理論的な枠組みや視点を与えることで、
普段何気なくしていることを活用しやすくし、
苦労している先生方にとって解決策を見つけ出しやすい
ヒントとなるものと確信します。
先生方が抱えている具体的な問題に対しても、
多様な視点から一緒に方向を探ることもできればうれしいです。
今は現場を離れた身として、このセミナーが、
未来の子どもたちを支えるこれからの先生方への
応援歌となることを願っています。