4/27-29【和歌山】対人援助職のための 「関係性」への取り組み方を深める「合宿トレーニング」
対人援助職のための「関係性」への取り組み方を深める合宿トレーニング
【日時】2013年4月27日(土)12:30- 29日(月・祝)16:00(2泊3日)
【参加費】一般:27,000円/学生:19,000円 ※宿泊費・食事代込み
【会場】和歌山県立白崎(しらさき)青少年の家
【申込締め切り】4月15日までにお申込ください。
「この人(たち)とどんなふうに関わっていけばいいだろう?」
こんな迷いを力に変える、自分らしい「関わり方」への自覚を高め磨く合宿!
昨年5月に実施した合宿トレーニングがよりパワーアップして帰ってきました!
教師やカウンセラー、ヘルパー、ワークショップのファシリテーター、
ケースワーカー、看護士、各種相談員などの職業に就かれているいる方で
・この人(たち)とどんなふうに関わっていけばいいだろう
そんな疑問にぶつかったことはありませんか?または、
・一方的に押し付けるやり方はしたくないけど、どうしていいかわからない・・・。
・相手を理解したいけど、絶対こうした方がいいのは明らかなんだよね、でも言えない・・・。
・相手は専門的なことを知らないのだから、導くのが私の仕事。でも相手は不満気・・・。
・相手のことはよくわかる。答えも見えている。でもそれを指摘したら怒り出しちゃった・・・。
こんな経験ありませんか?
今回の合宿トレーニングでは、上記のような疑問・迷い・経験を紐解いていくものの見方や考え方、また自分の傾向などについての理解を深め、参加者一人ひとりが自分らしい「関わり方」への自覚を高め磨いていく合宿です。
この合宿では、コミュニティファシリテーション特有の自分や相手に対する見方(下記「参考資料」参照)を学ぶことは勿論、ロールプレイなど実際のトレーニングを中心としたプログラムが中心になるので、この研修が終わった後、誰かと関わるときにはあなたの「視野」がぐっと広がっているはずです。
対象者
・対人援助職に就かれている方
・これから対人援助職に就こうと考えている方
上記に当てはる方で、
・仕事上さまざまな人と関わる中で悩んでいる方
・自分が人と関わる中で苦手な場面を感じたことがある方
・人との関わり方はいろいろ学んだけれど十分学びを活かしきれていないと感じている方
・現場での様々な状況で得意不得意まではわかるけど対応しきれていないと感じている方
また、これまでコミュニティファシリテーション研究所の講座に参加されたことのある方に特にオススメです。今回は講義よりもロールプレイ中心の実践的なトレーニングを行いますので、学んだものの見方や考え方、捉え方をしっかり身に付ける機会にしていただければと思います。
コミュニティファシリテーションの特徴
プログラム
《1日目》
イントロダクション・自己紹介
講師&参加者自己紹介、合宿の目標設定等をします。
基本講義1 「コミュニティファシリテーションとは」
コミュニティファシリテーションの基本的なものの見方や考え方などを共有します。
主に以下の3つの視点について学びます。
・フィードバック
・ダブルシグナル
・エッジ
基本講義2 「3種類のファシリテーション」
ファシリテーションの際に取り組む関係性は主に以下の3つあります。
今回は「個人」「関係性」の2つを扱います。
・個人のファシリテーション(自分・相手)
・関係性のファシリテーション(第三者介入・当事者介入)
・グループのファシリテーション(ファシ・隠れファシ)
セッション1
「関係性の基本3要素」のうち 「個人」「関係性」の概念を捉えるために、参加者でファシリテーター役と参加者(クライアント)役に分かれ、実際にカウンセリングの場面を作り、何が起きているかを体験と話し合いを通じて学びます。
《2日目》
セッション2
参加者でファシリテーター役と参加者(クライアント)役に分かれ、実際にファシリテーションをした後で全体での振り返りや、講師の解説・フィードバックを通じて実践的に学ぶというトレーニングを繰り返し行います。
セッション3
自分の対人ファシリテーションの傾向性について振り返り、エクササイズを通じて自分の未知なる可能性について探求するトレーニングを行います。
※天気がよければ野外にて自由な空気を感じながらやります。
セッション4
セッション3の振り返りと全体としての学び・気づきの統合として、参加者全体で体験や気づきなどを共有する対話の時間をもちます。
《3日目》
セッション5
セッション3・4の体験で得た気づきを意識しながら、参加者でファシリテーター役と参加者(クライアント)役に分かれ、実際にファシリテーションをした後で全体での振り返りや、講師の解説・フィードバックを通じて実践的に学ぶというトレーニングを繰り返し行います。
セッション6
体験・学びの統合としての振り返りの対話を行います。
《オリエンテーション》
プレゼンテーション大会(懇親会)
1日目の夜に、参加者同士の交流も兼ねて、プレゼンテーション大会を実施します。お仕事についてや、自分自身の取り組んでいること、今とても関心のあることなどについて、5分程度でプレゼンテーションしていただきます。詳しくはお申込後にお伝えします。
この合宿に参加すると?
相手の意思や気持ちを尊重しつつも、自分の感覚にも自覚的になって、
相手とちゃんとコミュニケーションを取りながら関わっていけるようになります。
それは互いに深く理解し合いながら
相手のために専門的な知識やテクニックを有効に活用し、
相手に必要な方向を分かち合う関わりとなります。
この研修を通じて、「人との関わり方」という答えのない問いに
さまざまな視点から答えを探れるようになるでしょう。
「わたし」についての自覚を高め、
「あなた」や「私たち」に何が起こっているかを
探求する方法や姿勢について
同じような仕事をしている参加者同士で共に学んでみませんか?
過去に参加された方の声(アンケートより抜粋)
デザイナー、男性、32歳
ロジカルなのに、硬さや、冷たさを感じなかった。また、説明の仕方が僕にない緻密さを持ているにもかかわらず、分かりやすい表現だったので、とても感心し勉強になった。また、教える側のスタンスとしても、違和感がなく常に全てをニュートラルな位置で捉えようとしてくれているのを感じ。自分が教わる側として自然な状態に持って行きやすかった。また、その教えるスタンスが、僕が教える側の人に求めている在り方なんだなと実感した。
子育て支援NPO、女性、35歳
落ち着いた気分でお話を聴くことが出来ました。たくさんの言葉(解説)がありましたが、いつ質問しても良いということで、焦らず聴けました。たとえ話やちょっとした言い回しのボキャブラリが、とても楽しかった。新しい叡智に出会い、得を得ました。
医学生、男性、28歳
わきあいあいとして、よかったです。皆様個性的で、素晴らしい出会いでした。
実際にスーパーヴィジョンの時間も多かったのがよかったです。関係性の問題が浮上しているのかそうでないのかを見極めるのは難しいと思うので、もっと深めたいです。
開催概要
日時
◎ 2013年4月27日(土)12:30- 29日(日)16:00(2泊3日)
会場
◎ 和歌山県立白崎(しらさき)青少年の家
http://www.zb.ztv.ne.jp/shirasaki/
集合
◎ JR紀勢本線「紀伊由良」駅改札に4/27(土)12:15集合
※車でお越しの方は12:30現地集合も可
ファシリテーター
◎ 廣水乃生(ひろみずのりお)
参加費
◎ 一般:27,000円/学生:19,000円
※宿泊費(2泊)・食事代(1日目昼・夕、2日目朝・昼・夕、3日目朝・昼、計7食)込み
定員
◎ 12名(最小催行人数6名)
申込締め切り
◎ 4月15日(月)
申込み・問合せ
下記フォームからお問合せ・お申し込み下さい。
http://comfaci.com/mail/1304wakayama/
【申込締め切り】4月15日までにお申込ください。
- 二日以内(土日祝祭日を除く)に申込み受付完了のメールをお届けします。 受付完了のメールが迷惑メールとして処理されている場合がありますので、 受付完了メールが届かない場合は、削除済みフォルダや迷惑メールフォルダなども 確認してください。それでも届かない場合は、お手数ですが再度お申し込み下さい。
- お申し込み後のキャンセルは、3日前までにお願いします。
ファシリテーター
☆廣水乃生(ひろみずのりお)
- コミュニティファシリテーション研究所代表
- 東京学芸大学大学院教育学研究科修了
- 米国プロセスワーク研究所・葛藤解決・組織変革ファシリテーションマスタ ーコース修了
- 国連ESD認証プログラム・エコビレッジデザイン教育講師 世界観担当
米国プロセスワーク研究所大学院で 組織の活性化と対立状況への介入について 3年間専門的なトレーニングを受け、 コミュニティファシリテーション研究所を設立。
現在は日本各地で、 「世界平和は自分の平和と身近な人の平和から」を合言葉に さまざまな組織・企業の合意形成プロセスや研修、 さまざまな葛藤状況の話し合いの進行(ファシリテーター)をしている。
「ストリートファシリテーション」と称し、 街中でもめている人に介入したりするほどおせっかいに見える放浪の修行者、 自称「グループおたく」、「人懐っこいのら犬」、「さすらいのファシリテーター」
ファシリテーターからのメッセージ
廣水です。
今回の合宿は、
対人援助で悩んでいる方、迷ったときどうしていいかわからない方のために
その迷いを力に変えて、多くの人を援助していってほしい!
という願いから企画しました。
みなさんの支援を待っている未来のクライアントの方々がたくさんいます。
僕はその方々とは出会わないでしょう。その方々を支援できるのはみなさんです。
そのまだみなさんが出会っていないクライアントの方々の幸せに
僕の専門的な知識、経験が役立てばうれしいです。
対人援助職への道を選ばれた愛情深いみなさんが
力強く(ときには弱く)その仕事に持続的に取り組めることを応援しています。
共に学び磨き合う、この合宿でご一緒できるのを楽しみにしています!
参加に際してのご注意
- 当日の模様を収録し研究材料として使用する可能性があります。プライバシーへの配慮が必要な方は当日、お知らせください。
- (日本)プロセスワークセンターのプログラムとは関係ありません。
- 食事でアレルギー等の配慮が必要な方は事前にご相談ください