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ファシリテーションとは

ファシリテーションとは

ファシリテーション(Facilitation)とはファシリテート(Facilitate)の名詞形で、〔物・事が人の仕事などを〕楽にする・容易にする、手助けする、促進するといった意味があります。そこで組織のモチベーションをあげたり、会議を円滑に勧めより良い結果を引き出したり、組織をいい状態に変えていくような技術をファシリテーションと呼び、その技術を持っている人をファシリテーターと呼ぶようになりました。

日本ではまだなじみが薄く、単なる「司会進行役」と思われがちなファシリテーションですが、アメリカやオーストラリアなどでは既に重要なマネージメント能力のひとつと考えられており、様々な分野で活用されています。

ファシリテーションの活用分野

ファシリテーションは幅広い概念であり、活用・応用分野は多岐にわたります。分野によってノウハウの体系化の仕方も変わってきます。しかしどの分野にも共通するのが、関わる人の能力や思いを引き出したり、関係性を促進しそれぞれのゴールを目指す、ということです。

ファシリテーターのタイプ:スキル/活用分野/役割

(堀公俊著/問題解決ファシリテーターP.24を参考に編集)

■ 問題解決型(ビジネス・政治分野)

お互いの問題を理解し共感し合い、創造的な問題解決を図る

■ 合意形成型(社会活動・学術分野)

多様なメンバーの意見を引き出し、異なる意見を統合してコンセンサスをつくりあげる

■ 体験学習型(自然・環境分野)

共通の成果に向けたチーム活動を通じて自立的な学習を促す

■ 教育研修型(ビジネス・社会教教育・学校教育分野)

単に知識を与えて頭で理解させるのではなく同じ体験を共有し自ら感じることを通じて関心を呼び起こして行く

■ 自己表現型(アート・芸能分野)

異質なメンバー同士あるいは演じ手と観客の相互作用を促進させ、新しい作品を想像して行く

■ 自己変革型(ビジネス・生活分野)

メンバー相互の関係を活性化させ、潜在的な能力や内なる可能性に気付きを与えて自己変革を促す



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