7/19【大阪】ファシリテーターを目指す人のグループワークトレーニング
ファシリテーターを目指す人のグループワークトレーニング
『無意識を顕在化し、自覚を高める』
【日時】2010年7月19日(月・祝)10:00〜16:30 【参加費】12,000円
【会場】浪速区民センター(大阪市浪速区稲荷2丁目4-3)
セミナー概要
ファシリテーターを目指すひとは 既にお気づきかもしれません。
様々な状況に対応できるファシリテーターには パラダイムやスキルが必要ですが それ以前に下記のことが重要になってきます。
|
つまり自分が無意識に行いがちな発言や行動・態度に どれだけ注意を向けて把握しているか、どれだけ自覚しているか、 ということが大切になってきます。
今回はコミュニティファシリテーション認定プログラムで行う グループワークトレーニングを実際に体験し、 自分自身への自覚を高めていきます。
なぜ自覚を高めることが必要なのでしょう?
人は皆、自分の意志や感情をもとに 行動や発言をしているつもりです。
しかしそこには自分が意識していない感情や意志があります。 それが「潜在意識」や「無意識」とよばれるものです。その意識していない感情や意識は 自然と態度や行動からにじみでており、 それが周りのひとや場に影響しています。
簡単に言えば立て前と本音のようなものかもしれません。 どれだけ立て前で「YES」と言っていても 本音で「NO」と思っていることは伝わってしまうものです。
ひととしてそれは当たり前のことなのですが、 ファシリテーターは特に「中立であるべき」という意識が 生まれがちなポジションなので、 特に中立でない感情や意識を無意識のうちに抑圧しがちです。抑圧された感情が態度や行動にでたとき どのようなことが起こるか、想像はたやすいと思います。
「内なるファシリテーター」を育てる
コミュニティ・ファシリテーションでは 中立でない感情や意識を抹殺してしまいましょう、という意図はありません。自分はファシリテーター以前に、いろいろな感情をもった ひとりの「ひと」であるからです。だから悲しくなったり腹が立ったり、 どちらかに肩入れしたくなるのはあたりまえなのです。
コミュファシでは、そのひと自身を中立的精神に変化させていくのではなく その人の中に、ファシリテーター的目線 (コミュファシでは「内なるファシリテーター」とよびます)を育てていきます。ファシリテーターとして、その時自分がどのような感情をもっているかを 内なるファシリテーターが把握していることが大事なのです。
意識していない感情に気づき、その意味を理解することなしに 場に介入することは状況を更に悪化させる可能性があります。
内なるファシリテーターの成長は 場に安心や安定をもたらし、皆を勇気づけ 混乱した場に共に進む智慧をもたらします。
こんなひとにオススメ
- ファシリテーターとしての「中立精神」を探究したい方、また疑問がある方
- ファシリテーターアタックの体験がある人、またそれへの恐怖感がある人
- 自分自身の傾向や反応を探究し今後の人生に役立てたい方
開催概要
日時
◎ 2010年7月19日(月・祝)10:00〜16:30
会場
◎浪速区民センター(大阪市浪速区稲荷2丁目4-3)
ファシリテーター
◎ 廣水乃生(ひろみずのりお)
参加費
◎12,000円
※高校生・大学生対象の学割があります。お問い合わせ下さい。(条件・定員あり)
定員
◎ 8名(最小催行人数4名)
申込み・問合せ
お申し込みはコチラのフォーム(http://comfaci.com/mail/apply/)からお申し込み下さい。
参加希望の日にちと講座名 (必須)』には『 7/19グループワークトレーニング 』との形式でご記入ください。その上で必要事項をご記入のうえお申し込み下さい。
- 二日以内(土日祝祭日を除く)に申込み受付完了のメールをお届けします。 受付完了のメールが迷惑メールとして処理されている場合がありますので、 受付完了メールが届かない場合は、削除済みフォルダや迷惑メールフォルダなども 確認してください。それでも届かない場合は、お手数ですが再度お申し込み下さい。
- お申し込み後のキャンセルは、3日前までにお願いします。
参加に際してのご注意
- 当日の模様を収録し研究材料として使用する可能性があります。プライバシーへの配慮が必要な方は当日、お知らせください。
- (日本)プロセスワークセンターのプログラムとは関係ありません。
ファシリテータープロフィール
☆廣水乃生(ひろみずのりお)
- コミュニティファシリテーション研究所代表
- 東京学芸大学大学院教育学研究科修了
- 米国プロセスワーク研究所・葛藤解決・組織変革ファシリテーションマスタ ーコース修了
- 国連ESD認証プログラム・エコビレッジデザイン教育講師 世界観担当
自他共に認める「グループおたく」。プロセス指向心理学の創設者アーノルドミンデルが創設した米国ポートランド・プロセスワークインスティテュート(http://www.processwork.org/)にてプロセス指向のファシリテーションを極める。そのグループへのこだわりは並大抵ではなく、様々なグループの会合などでファシリテートを行うことから、街の酔っぱらいのケンカまで、「場」や「状況」にこだわることなく合意形成や衝突を解決などのファシリテーションから、人を元気づけるこ とを趣味としている。もともと理系で合理的な考えもしながらも、同時に柔軟で、むずかしい状況に対応するときのとらわれのなさは常人離れしていると言われている。
ウェブサイト「コミュニティファシリテーション研究所」
http://comfaci.com